政策金利の差を利用した外貨投資

コツコツ堅実派に人気の投資方法

スワップ金利は、異なる国の通貨を取引する際に、取引通貨間の金利格差を調整するための差額の受け払いのことです。スワップポイントという言い方もします。

例えば、日本の金利が0.5%、アメリカの金利が5.0%として、日本円で米ドルを購入した場合、両国の金利差である5.0 - 0.5 = 4.5%がスワップ金利での収入となります。

日本は現在超低金利が続いているので、ほとんどの場合、外貨を買えばスワップ金利で稼ぐことができます。とくに金利の高いオーストラリアやニュージーランド、南アフリカのFX取引をする日本人投資家が増えています。

スワップ金利の収入で稼ぐことを目的とする人(スワップ派と呼ばれる)は、あまり頻繁に売買するのではなく、円高になる時機を待って、豪ドル/円、NZドル/円などのポジションを建て、そのポジションを中〜長期キープすることになります。

スワップ金利はFX会社によって異なる

スワップ金利は、各国の政策金利を元に各FX会社が設定するので、会社によってスワップポイントの金額は違ってきます。また、1つのFX業者の中でも、日々変動しています。

スワップ派の人はスワップ金利が高いFX会社を探して口座を開き、取引するとよいでしょう。

スワップ派のFX会社選び

FXのレバレッジ効果でスワップ金利も倍増!しかしリスクも増大

FXではレバレッジ(てこの原理)を効かせて証拠金の何倍もの大きな取引をすることができるので、元本の保証金に対するスワップ金利の収入金額も大きくなります。

簡単に例えると、レバレッジを1倍⇒10倍にすれば、購入できる外貨の金額も10倍になるので、稼ぐことができるスワップ金利の金額も10倍になる、ということです。

こう聞くと、スワップ金利で楽々大儲け!と思いがちですが、ここで為替変動によるリスクを考える必要があります。

為替変動とFXのスワップ金利との関係

例えば豪ドルを1万通貨持てば、1年間で約5.5万円のスワップ金利が収入となります。(2007年8月現在)。1日あたりに換算すると約150円です。

しかし、もし為替相場が1円下がってしまうと、1円×1万通貨=1万円の損失です。保有ポジションを決済しない限りは含み損ですが、これをスワップ金利で取り返すには、約2ヵ月もかかります。(1万円÷150円 = 66.666・・・日)

どうでしょう。豪ドルの為替相場は、1日で1円程度は簡単に動きます。変動が大きいときはもっと動くことも過去、何度もありました。

つまり、一般的にスワップ金利による収入よりも、為替変動による損益の方が大きいため、為替レートが下落した場合、スワップ金利による収入など簡単に吹っ飛んでしまう可能性がある、ということです。

よってスワップ金利で稼ぐつもりでも、ロスカットにならないようレバレッジや保証金率の管理を徹底して、為替レートの変動に備えておく必要があります。